ブラチスラバ世界絵本原画展

　2020年に日本とスロバキア共和国、チェコ共和国は交流100周年を迎えた。これ記念した展覧会「ブラチスラバ世界絵本原画展 こんにちは！チェコとスロバキアの新しい絵本」が開催。スロバキアとチェコの絵本作家に注目し、原画作品や多彩な絵本が集まる。

「ブラチスラバ世界絵本原画展（略称BIB）」は、スロバキア共和国の首都・ブラチスラバで2年ごとに開催される、世界最大規模の絵本原画コンクール。1965年にユネスコと国際児童図書評議会の提唱によって創設され、チェコスロバキアにおける67年の第1回展以来、今日まで続いている。

　本展では、開催国であるスロバキアと、隣国チェコの作家たちによる絵本原画が集結。2019年10月〜2021年1月にかけて現地で開催された第27回展（BIB 2019）のなかから、各国の作家による受賞作品をパネル展示で紹介する。

　また第1回展より参加し、多くの受賞作家を輩出してきた日本からは、「BIB 2019」で金牌を受賞したきくちちきをはじめとして、出品した15組の原画作品を展示するとともに、うち4組の作家の創作活動の背景を探る特集展示も行う。