SAIKO OTAKE EXHIBITION「GALAGALAGALA」

　コズミックな表現領域を切り開くアーティスト・大竹彩子の個展「GALAGALAGALA」が心斎橋PARCOで開催。2020年の「SAIKO OTAKE EXHIBITION GALAGALA」（PARCO MUSEUM TOKYO）に続く本展は、注目のアーティストにとって関西では初の大型個展となる。

　大竹は1988年⽣まれ。2016年にロンドン芸術⼤学セントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインを卒業。複眼的なパースペクティブからなる独⾃の世界観を、ドローイング、ペインティング、写真、コラージュなど様々な技法で表現している。

　本展では、昨年の個展からセレクトされた作品に加え、 ⼼斎橋会場のために手がけた新作24点を含む44点を展示。さらに、新作をモチーフとするロングTシャツや缶バッジなど、展覧会オリジナル商品も販売される。

「GALAは宇宙であり、GALAは祝祭である。⽇常と⾮⽇常が曖昧な狭間にうまれた⼥神たちと、⼤切なあの⼈との再会を静かに希（こいねが）う。無限の宇宙の美々しい断⽚に⼼摑まれるその瞬間、私の『好奇⼼』が触れた⾊、かたち、⾳、匂いが魂とともに踊り出す。突然の暗闇に放られた時、貴⽅の記憶の隙間にこっそり⼊り込んだ『GALAGALAGALA』の断⽚が
いつかぱちんと弾け、空っぽの気持ちを彩るよう祈りを込めて（⼤⽵彩⼦）」。