VIEWING

　SAIでは、GALLERY TARGET、Maki Gallery、GALLERY COMMON、3つのギャラリーによる合同展示会「VIEWING」を開催する。会期は6月24日〜27日の4日間。

　東京のカルチャーベース、原宿・表参道エリアを拠点とする3つのギャラリーは、いずれも日本を牽引するギャラリーとして広く知られている。本展は、緊急事態宣言によって今年6月の初開催を中止したアートフェア「art stage OSAKA 2021」に出展予定だった各ギャラリーの、取扱作家たちへの意向により実現。今回はひとつのギャラリーの枠を超えて一同に作品を展開する。

　国内アートシーンをこれまで牽引してきたベテラン作家から、今後の活躍が期待される若手作家まで、多様なアプローチを用いて各方面から注目を集めるアーティストらの作品が揃う本展。従来のアートフェアとは異なり、計8名以上の作家による作品群がひとつのスペースに並ぶこの機会は、来場者が気軽にその貴重な場を楽しめると同時に、現在進行形での国内アートマーケットの現場を体感できる機会ともなる。

　参加アーティストは、Ichi Tashiro、Shohei Takasaki、西祐佳里、MHAK、永井博、conix、矢入幸一、baanaiら。それぞれのアーティスト、そして3つのギャラリーが持つカラーが調和した、またとない特別な展示空間を楽しんでほしい。