交差点－いま、ここからの－

　人と人との関わりが遮断されてきた2021年。Bunkamura Galleryでは、いままでの「当たり前」を打破するような作品を集めた展覧会「交差点－いま、ここからの－」を開催する。

　本展では、「伝統×現代アート」によって革新をもたらす新たな価値観を発信する作品や、Z世代が生み出す意欲的な新作を展示。30年の歴史を誇るBunkamuraから、いま見るべき将来性が高い作品を紹介する。

　参加アーティストは、小松美羽、小松孝英、奈良祐希、小野川直樹、絹谷香菜子、やましたあつこ（part1、8月26日～9月5日）、高橋知裕、豊田涼華、水戸部春菜、新宅加奈子、山田康平、三浦光雅、ナカミツキ、仲衿香（part2、9月8日～15日）

　Bunkamuraは、作家がインスピレーションを互いに刺激し合える、作家とコレクターやコレクター同士をつなげる、人と作品を引き合わせるといった、あらゆる「交差点」が生まれる唯一無二の空間としてマーケットを推進し、「豊かさとは何か」という根本的な問いを、アートを通し考えていくとしている。