EXHIBITIONS
サントリー美術館 開館60周年記念展
千四百年御聖忌記念特別展「聖徳太子 日出づる処の天子」
聖徳太子(574~622)の1400年遠忌を記念した特別展「聖徳太子 日出づる処の天子」が、サントリー美術館に巡回する。
用明天皇の皇子として生まれた聖徳太子は、推古天皇の摂政を務め、十七条憲法の制定や遣隋使の派遣など国家の礎を築いたことで知られる人物。さらに、大阪・四天王寺や奈良・法隆寺の創建に代表されるように、仏教を深く修め、その興隆に尽くした。
太子は、「日本仏教の祖」として没後まもなく信仰の対象となり、天台宗開祖・最澄や浄土真宗開祖・親鸞、時宗開祖・一遍などの名だたる高僧や、貴賤を問わず多くの人々からの尊崇を集めてきた。
本展では、太子信仰の中核を担ってきた四天王寺の寺宝を中心に、信仰の高まりとともに各地で造られた様々な太子像や、ゆかりの品々を紹介。太子絵伝や太子が所持したと伝わる飛鳥時代の品々によってその足跡をたどる「聖徳太子の生涯 ― 太子の面影を追って」、最澄や親鸞ら多くの人々に崇敬され、時に観音の化身とも見なされた太子像の人物像に迫る「聖徳太子信仰の広がり ― 宗派を超えて崇敬される太子」、聖徳太子が建立した日本最古の官寺・四天王寺の歴史を名宝とともに紹介する「大阪・四天王寺の1400年 ― 太子が建立した大寺のあゆみ」、そして明治時代から現代へ継承される太子への祈りに焦点を当てる「近代以降の聖徳太子のイメージ…そして未来へ ― つながる祈り」の4章で構成される。
太子の生涯をたどりながら、1400年の時を経ていまも人々に親しまれる太子信仰の世界をひも解く展覧会。
用明天皇の皇子として生まれた聖徳太子は、推古天皇の摂政を務め、十七条憲法の制定や遣隋使の派遣など国家の礎を築いたことで知られる人物。さらに、大阪・四天王寺や奈良・法隆寺の創建に代表されるように、仏教を深く修め、その興隆に尽くした。
太子は、「日本仏教の祖」として没後まもなく信仰の対象となり、天台宗開祖・最澄や浄土真宗開祖・親鸞、時宗開祖・一遍などの名だたる高僧や、貴賤を問わず多くの人々からの尊崇を集めてきた。
本展では、太子信仰の中核を担ってきた四天王寺の寺宝を中心に、信仰の高まりとともに各地で造られた様々な太子像や、ゆかりの品々を紹介。太子絵伝や太子が所持したと伝わる飛鳥時代の品々によってその足跡をたどる「聖徳太子の生涯 ― 太子の面影を追って」、最澄や親鸞ら多くの人々に崇敬され、時に観音の化身とも見なされた太子像の人物像に迫る「聖徳太子信仰の広がり ― 宗派を超えて崇敬される太子」、聖徳太子が建立した日本最古の官寺・四天王寺の歴史を名宝とともに紹介する「大阪・四天王寺の1400年 ― 太子が建立した大寺のあゆみ」、そして明治時代から現代へ継承される太子への祈りに焦点を当てる「近代以降の聖徳太子のイメージ…そして未来へ ― つながる祈り」の4章で構成される。
太子の生涯をたどりながら、1400年の時を経ていまも人々に親しまれる太子信仰の世界をひも解く展覧会。