EXHIBITIONS
矢萩喜從郎
新しく世界に関与する方法
アート、建築、評論など、多面的な活動で知られる矢萩喜從郎(やはぎ・きじゅうろう)。その展覧会「矢萩喜從郎 新しく世界に関与する方法」が神奈川県立近代美術館 葉山で開催される。
矢萩は1952年山形県生まれ。グラフィックデザイン、コンセプチュアル・アート、写真の制作や彫刻、建築、出版などを行う。著書に『平面 空間 身体』(2000)、『多中心の思考』(2001)、『空間 建築 身体』(2004)、『建築 触媒身体』(2006)、『視触 多中心・多視点の思考』(2014)ほか多数。ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ特別賞および金賞、原弘賞、講談社出版文化賞ブックデザイン賞、勝見勝賞ほか多数を受賞している。
矢萩は、80年代より革新的なデザインの仕事で国際的に評価を確立し、眼振(眼球振盪[しんとう]、眼球が常に・微小に・無意識に動くこと)という現象から導かれた独自の造形概念で多様なジャンルの表現を展開してきた。他方、日本の風土と文化が底層で織りなされて生まれる、ざわめく現象や気配を、独自の視点でモノクロームの世界に呼び込んだ写真集『HIDDEN JAPAN 自然に潜む日本』(1993)は、国際交流基金の海外巡回展として1999〜2012年に世界各地で展示。またインスタレーションやパブリック・アートも手がけ、展覧会のエッセンスを独自にグラフィック化した図録の仕事などと多彩に手がけている。
本展では、約35年にわたる矢萩の思索と活動の軌跡を、400点を超える作品・資料によってたどる。
矢萩は1952年山形県生まれ。グラフィックデザイン、コンセプチュアル・アート、写真の制作や彫刻、建築、出版などを行う。著書に『平面 空間 身体』(2000)、『多中心の思考』(2001)、『空間 建築 身体』(2004)、『建築 触媒身体』(2006)、『視触 多中心・多視点の思考』(2014)ほか多数。ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ特別賞および金賞、原弘賞、講談社出版文化賞ブックデザイン賞、勝見勝賞ほか多数を受賞している。
矢萩は、80年代より革新的なデザインの仕事で国際的に評価を確立し、眼振(眼球振盪[しんとう]、眼球が常に・微小に・無意識に動くこと)という現象から導かれた独自の造形概念で多様なジャンルの表現を展開してきた。他方、日本の風土と文化が底層で織りなされて生まれる、ざわめく現象や気配を、独自の視点でモノクロームの世界に呼び込んだ写真集『HIDDEN JAPAN 自然に潜む日本』(1993)は、国際交流基金の海外巡回展として1999〜2012年に世界各地で展示。またインスタレーションやパブリック・アートも手がけ、展覧会のエッセンスを独自にグラフィック化した図録の仕事などと多彩に手がけている。
本展では、約35年にわたる矢萩の思索と活動の軌跡を、400点を超える作品・資料によってたどる。