EXHIBITIONS
dog, ghost by AUTO MOAI, Nick Atkins
CALM & PUNK GALLERYでは、オートモアイとニック・アトキンスによる2人展「dog, ghost」を開催している。
オートモアイは2015年にモノクロドローイングの制作を中心に活動を開始。18年からカラー作品とキャンバス制作を始め、 20年11月以降は油彩作品を公開している。現在は平面とあわせ、立体作品も発表。今年は、「あやまった世界で愛を語るには」(イセタン・ザ・スペース、東京)、アンディー・リメンターとの2人展「PERSONAL LIFE」(everyday mooonday、ソウル)、そして「Big Ass Beyond Mountains」(Gallery Ascend、香港)とアジア各国で精力的に展覧会を行った。
いっぽうニック・アトキンスはニューヨークを拠点に活動。絵画、フィルム、彫刻、ファッションを配合させた作品群は、歴史からの引用、ポップなアイコン、そして作家自身のユニークな視覚的言語などで構成される。遊び心とやんちゃさとともに、ありきたりのイメージやストーリーラインを混乱させるためにアプロプリエーションやモンタージュ的手法を使用。アトキンスのサイト・スペシフィックなインスタレーションは世界を構築することを意図しており、自身のイマジネーションから生まれたキャラクターや動くオブジェで埋め尽くされる。
本展は、以前より交流のある作家同士の互いへの興味がきっかけに企画されたもの。2人の表現に共通するのは、絵画史や社会通念におけるシンボルやレトリックを用いてつくられた読み解きの装置のような作品であると同時に、感情に揺さぶりをかける個人的なナラティブも兼ね備えている点と言えるだろう。
会場では、オートモアイの油彩画・水彩画とともに、アトキンスの絵画作品やウッドパネル作品など新作群を展示。CALM & PUNK GALLERYの2021年を締めくくる、今日的な展覧会となる。
オートモアイは2015年にモノクロドローイングの制作を中心に活動を開始。18年からカラー作品とキャンバス制作を始め、 20年11月以降は油彩作品を公開している。現在は平面とあわせ、立体作品も発表。今年は、「あやまった世界で愛を語るには」(イセタン・ザ・スペース、東京)、アンディー・リメンターとの2人展「PERSONAL LIFE」(everyday mooonday、ソウル)、そして「Big Ass Beyond Mountains」(Gallery Ascend、香港)とアジア各国で精力的に展覧会を行った。
いっぽうニック・アトキンスはニューヨークを拠点に活動。絵画、フィルム、彫刻、ファッションを配合させた作品群は、歴史からの引用、ポップなアイコン、そして作家自身のユニークな視覚的言語などで構成される。遊び心とやんちゃさとともに、ありきたりのイメージやストーリーラインを混乱させるためにアプロプリエーションやモンタージュ的手法を使用。アトキンスのサイト・スペシフィックなインスタレーションは世界を構築することを意図しており、自身のイマジネーションから生まれたキャラクターや動くオブジェで埋め尽くされる。
本展は、以前より交流のある作家同士の互いへの興味がきっかけに企画されたもの。2人の表現に共通するのは、絵画史や社会通念におけるシンボルやレトリックを用いてつくられた読み解きの装置のような作品であると同時に、感情に揺さぶりをかける個人的なナラティブも兼ね備えている点と言えるだろう。
会場では、オートモアイの油彩画・水彩画とともに、アトキンスの絵画作品やウッドパネル作品など新作群を展示。CALM & PUNK GALLERYの2021年を締めくくる、今日的な展覧会となる。