対話によって演奏に浮かび上がる欲望。地主麻衣子が2017年に行ったパフォーマンスの記録映像を上映
ドローイング、小説、映像、パフォーマンスを通して自身の表現を探る地主麻衣子が、2017年に行ったパフォーマンスのドキュメンタリー映像をHAGIWARA PROJECTSで上映する。会期は2018年4月27日〜5月6日、1日3回上映。
地主麻衣子は1984年神奈川県生まれ。ドローイング、小説、映像、パフォーマンスなど、様々なメディアで自身の表現の探求を続けている。国内外を問わず、展示や映像上映などを行ってきた。
今回、HAGIWARA PROJECTSでは、地主が2017年に「Live Biennale」(カナダ)で行ったパフォーマンスのドキュメンタリー映像《欲望の音》を上映する。同パフォーマンスは、地主がパーカッショニストのジョン・ブレナンと欲望に関して対話し、ブレナンがその会話に沿った演奏を行うというもの。対話に呼応するように変化する演奏によって、欲望についての考察が音楽を通して浮かび上がっていく様子をとらえた作品となっている。