リクリット・ティラヴァーニャが
来日。カオス表参道で初の展覧会が開催
今年3月に東京・表参道にオープンしたファションとアートのコンセプトショップ「カオス表参道」。ここで初となる展覧会「Do We Dream Under the Same Sky?(僕らは同じ空の下で夢を見るのだろうか?)」が開催。リクリット・ティラヴァーニャとトーマス・ヴーが参加する。会期は6月8日〜24日。
「カオス表参道」は、2018年3月にオープンしたファッションとアート、写真集などを展開しているコンセプトショップ。ここで初となる展覧会が「Do We Dream Under the Same Sky?(僕らは同じ空の下で夢を見るのだろうか?)」だ。
本展は、世界的に活動するアーティスト、リクリット・ティラヴァーニャとトーマス・ヴーの二人によるプロジェクト「Do We Dream Under the Same Sky?(僕らは同じ空の下で夢を見るのだろうか?)」を紹介するもの。同プロジェクトは、2013年からニューヨークやデトロイト、コロンビアのボコタ、スペインのマドリッドなど様々な都市で開催されてきたパフォーマンスとインスタレーションで構成されるシリーズ。展覧会はテキストに加え、音楽、映画、アート、政治など様々な分野の人物のポートレートをTシャツにライブでシルクスクリーンプリントするというパフォーマンスによって成り立っており、「鑑賞する人たちに自分の身のまわりの文化的風土について改めて疑問を持ってほしい」という意図が込められている。
美術館やギャラリーのようにな作品を展示する場所の枠を超え「アートを媒介により多くの人々とつながり、またメッセージを共有したい」という二人の思いから、日本で初めてこのプロジェクトを開催する場所として「カオス表参道」が選ばれたという。
オープニングにあたっては、企画アーティストの一人、リクリット・ティラヴァーニャが来日。6月8日〜10日の3日間、ティラヴァーニャが店内でシルクスクリーンによるTシャツをライブ製作。その後、製作されたTシャツと作品の展示販売、およびインスタレーションの展示が店内で行われる。