滑らかな筆致で描かれる愛らしいモチーフたち。今井麗が個展「LOVERS」を開催
画家・今井麗の個展「LOVERS」が、巣鴨のXYZ collectiveで開催される。会期は3月3日〜31日。
今井麗(いまい・うらら)は1982年神奈川県生まれの画家。2004年に多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻を卒業し、09年に同大学大学院美術研究科博士課程を満期退学した。
これまで東京や京都を中心に数多くの個展を開催してきたほか、18年には「CONDO 2018」(Union Pacific、ロンドン)、「NADA 2018」(マイアミ、2018)と海外でのアートフェアにも参加している。
バターの溶けたトーストやみずみずしい果物、ときにはぬいぐるみなど、室内にある身近なモチーフを描いた油彩画で知られる今井。「虎屋」の広告や本の装丁などに作品が起用されたことでも話題となったり、12年の「シェル美術賞」でも本江邦夫審査員奨励賞を受賞するなど、高く評価されている。
そんな今井の個展「LOVERS」が、東京・巣鴨のXYZ collectiveで開催。本展でも、愛らしい表情のサルやコアラのぬいぐるみを描いた新作絵画などを見ることができる。