岡山芸術交流 2019の基本計画が明らかに。参加作家第1弾にティノ・セーガルら5組
2016年に岡山市内で初めて開催された国際芸術祭「岡山芸術交流」の第2回が2019年9月から開催されるのに伴い、開催期間と会場、ロゴマーク、そして参加作家の第1弾が発表された。
2016年10月9日から11月27日にかけ、岡山市で初開催された芸術祭「岡山芸術交流」。この第2回目となる「岡山芸術交流 2019」の基本計画が明らかにされた。
昨年11月時点では、フランス人アーティストとして世界各国で活動するピエール・ユイグがアーティスティックディレクターを務めることが明らかにされ、大きな話題を呼んだ「岡山芸術交流 2019」。
今回明らかにされた基本計画では、その会期や会場、ロゴマークに加え、参加作家の第1弾も発表された。
会期は2019年9月27日~11月24日で、会場は前回同様、岡山市中心部の岡山城・後楽園エリア。徒歩移動可能なコンパクトな会場設計は次回も踏襲され、旧山内小学校跡地や岡山県天神山文化プラザ、岡山市立オリエント美術館、林原美術館、岡山県立美術館、岡山城に加え、岡山県庁前広場などの屋外展示も予定されている。
プログラムは「現代アート展」「ラーニングプログラム」「パブリックプログラム」の3つで構成。
気になる第1弾の参加アーティストは、イアン・チェン、ファビアン・ジロー&ラファエル・シボーニ、グラス・ビード、パメラ・ローゼンクランツ、ティノ・セーガルの5組。いずれも世界各国の美術館や芸術祭などに参加してきたアーティストたちだ。
またロゴマークは、アドビシステムズやCNN、ジバンシィなどイギリス国内外の有名企業デザンも手がけるピータ・サヴィルがデザイン。「オーケー(いいね)、岡山。オーケー(いいね)、岡山芸術交流。」をデザインコンセプトに、「いいね」を意味する「OK」の2文字のかたちと音を「オカヤマ」の英語表記と音に重ねた。
なお今後は、今年11月に実施計画が、来年5月には詳細企画が発表される予定となっている。