2018.7.24

賞金300万円と海外での活動のチャンス。東京都とTOKASが「Tokyo Contemporary Art Award 2019-2021」をスタート

東京都とトーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)は、新たな現代美術の賞「Tokyo Contemporary Art Award 2019-2021」を創設、7月17日より募集をスタートした。その概要を紹介する。

 東京都とトーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)は、海外での活動に意欲を持つ中堅アーティストを対象とした新たな現代美術の賞「Tokyo Contemporary Art Award 2019-2021」を創設した。

 本賞で選考される受賞者は2名。公募および選考委員(後日公式ウェブサイトで発表)による推薦からスタートし、委員による活動リサーチ、書類審査、インタビューなどを経て決定される。

 受賞者は賞金300万円のほか、旅費、滞在費、制作費といった翌年度内の海外での活動支援、および翌々年度の東京都現代美術館での成果・受賞展の開催など、継続的な活動支援を受けることができる。

 申込期間は2018年7月17日〜8月23日 18:00(日本時間。作品データ提出期間は2018年8月30日 23:00)。海外での活動を展開するうえで大きなきっかけとなるであろうこの賞。応募方法、スケジュールなど公式ウェブサイトでの詳細チェックをおすすめしたい。