東京都現代美術館が2019年3月にリニューアル・オープン。企画展第1弾は「百年の編み手たち -流動する日本の近現代美術-」展に決定
16年5月からの約3年にわたる休館を経て、東京都現代美術館が2019年3月下旬にいよいよリニューアル・オープンを迎える。そのリニューアル第1弾となる展覧会の内容が明らかになった。
1995年の開館から20年を経て、諸設備の改修と利便性の向上のために2016年5月30日から休館している東京都現代美術館。同館が約3年にわたる休館を経て、ついに2019年3月下旬にリニューアル開館を迎える。
リニューアル・オープンを記念して行われるのは、企画展示室(3フロア)とコレクション展示室 (2フロア)において開催される2つの展覧会。美術館全館で同館のコレクションを大規模に紹介するものとなる。
企画展示室で行われるのは「百年の編み手たち-流動する日本の近現代美術-」。これは、1910年代から現在までの100年にわたる日本の美術について、編集的な視点で新旧の表現をとらえ、独自の創作を展開した「編み手」である作家たちの実践として、同館コレクションを核に再考するもの。
いっぽうのコレクション展「MOTコレクション ただいま / はじめまして」では、休館中に新たに収蔵された約300点の作品のなかから、おもに2010年代に制作された作品群を紹介。また、修復後の作品の披露も予定されているという。