都立の美術館・博物館の休館延長へ。東京都歴史文化財団が3月末までの主催事業の休止や中止を発表
東京都歴史文化財団は2020年3月31日まで、東京都現代美術館、東京都写真美術館、東京都庭園美術館をはじめとする都立文化施設と、アーツカウンシル東京における主催事業などを休止または中止することを発表した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため。
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都立の美術館や博物館をはじめとする文化施設を運営する公益財団法人東京都歴史文化財団は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止する観点から、2020年3月31日まで、都立文化施設ならびにアーツカウンシル東京における主催事業などを休止または中止すると発表した。
これにより、東京都現代美術館、東京都写真美術館、東京都庭園美術館、東京都渋谷公園通りギャラリー、トーキョーアーツアンドスペース本郷、江戸東京博物館、江戸東京たてもの園は3月31日まで休館を延長する。
東京都美術館では、公募展をのぞく主催展覧会が中止となり、3月26日までの開催が予定されていた「ハマスホイとデンマーク絵画」展は閉幕となった。
また、東京都現代美術館では、3月14日から開催を予定していた「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」、「もつれるものたち」「ドローイングの可能性」「MOTコレクション いまーかつて 複数のパースペクティブ」の開催が延期となる。
さらに、アーツカウンシル東京でも、3月31日までに予定されていた主催イベントとプログラムが中止となる。