ウォーホルやオノ・ヨーコも。ロサンゼルス現代美術館のアートマスクに注目
ロサンゼルス現代美術館(MOCA)が、9人のアーティストとともにアートマスクを製作。現在、同館ウェブショップで販売されている。
1979年に開館したアメリカを代表する美術館のひとつであるロサンゼルス現代美術館(MOCA)。この美術館が、新型コロナ感染拡大を受け、アーティストたちとともにアートマスクを製作した。
「MOCA Masks」と題されたこのマスクには、ヴァージル・アブロー、マーク・グロッチャン、アレックス・イスラエル、バーバラ・クルーガー、オノ・ヨーコ、キャサリン・オピー、ピピロッティ・リスト、ハンク・ウィリス・トーマス、そしてアンディ・ウォーホルの9作家がデザインに参加。それぞれのアーティストの代表作や、特徴がわかるデザインとなっている。
MOCAディレクターのクラウス・ビーゼンバッハは、「マスクを身につけることは、自分は他人や地域社会、そして自分自身を守ることに対して意識的であると伝えることでもある。アーティストたちの協力によって、(マスク着用という)責任感と思いやりのある行動が、さらに美しいものになった」とコメントしている。
マスクはすべてロサンゼルスで製造されたもので、各28ドルで販売中。マスクを手放すことができない生活が続くなか、MOCA Masksでアートを取り入れてみてはいかがだろうか?