「クリエイションギャラリーG8」と「ガーディアン・ガーデン」が23年8月に活動終了。八重洲に新たなアートセンターを設立

　株式会社リクルートホールディングスが東京・銀座で運営する「クリエイションギャラリーG8」と「ガーディアン・ガーデン」が、2023年8月に活動を終了しリニューアルすることがわかった。

 「クリエイションギャラリーG8」は1985年のオープン以来、日本を代表するクリエイターや優れたデザインを紹介する場として、400件を超える展覧会を開催してきた。

　また「ガーディアン・ガーデン」は1990年にオープン。「1_WALL」をはじめとするコンペティションを120回以上にわたり開催するなど、若手クリエイターに表現する機会と場所を提供してきた。

　新たなアートセンターは、拠点を銀座から株式会社リクルートホールディングスの本社である八重洲の「グラントウキョウサウスタワー」の1階に移し、2023年9月にオープンする。この新スペース開設に向けた様々な取り組みが計画されており、「リクルートアートセンタープロジェクト」として2023年2月（予定）からスペースに併設するカフェを営業開始するほか、今年7月から、アーティストやキュレーターとともにスペースのあり方を考える企画などを進めているという。

　新スペースはアーティストやキュレーター、批評家が挑戦できる場を目指し、次の3つの活動を中心に行う予定だ。「制作歴10年未満のアーティストを対象に、フィードバック重視の審査と設営や広報までサポートする公募展／グランプリ個展の開催」「外部のキュレーターや批評家とともに、各地で新しい表現や取り組みに挑戦する若手アーティストのリサーチと展覧会の開催」「若手から中堅まで、様々な経験やキャリアを重ねているアーティストによる展覧会の開催」（プレスリリースより）。

 「クリエイションギャラリーG8」と「ガーディアン・ガーデン」の最終日までの活動は、引き続きプレスリリースやウェブサイトで告知される。また新アートセンターがオープンするまでの活動については、公開予定のリクルートアートセンタープロジェクトのウェブサイトで紹介するという。