金沢21世紀美術館、6月下旬に全面再開。ガラス板天井すべて撤去
地震の影響で展示室のガラス板天井が落下した金沢21世紀美術館が、6月下旬に全面再開する。
令和6年能登半島地震による揺れで展示室のガラス板天井が一部落下した金沢21世紀美術館が、6月下旬に全面再開する。
同館は地震発生後に休館し、2月6日から交流(無料)ゾーンの一部を再開している。金沢市によると、安全を確保するために既存の天井のガラス板はすべて撤去した状態で開館するという。
同館では老朽化したインフラの大規模修繕の長期休館が26年度以降に予定されており(休館期間は未定)、そのタイミングで天井についても最適ものを検討するとしている。
金沢市において、21世紀美術館は若者を集客する観光の要。早期の開館が急務とされていた。