ジャン・ヌーヴェルが手がける、カルティエ現代美術財団の新拠点
カルティエ現代美術財団が、2025年末にパリ・パレ・ロワイヤル広場に新たな拠点をオープンする。ジャン・ヌーヴェルが設計したこの施設は、歴史的な建物を現代的なアート空間として再生させる壮大なプロジェクトであり、パリ文化の新たなランドマークとなることが期待されている。
パリの中心、ルーヴル美術館に隣接するパレ・ロワイヤル広場2番地に、カルティエ現代美術財団が新たな拠点を構えることとなった。
新拠点の建物は、1855年の第1回パリ万博の一環として建設されたグランド・ホテル・デュ・ルーヴルの跡地。その後、1863年に百貨店グランド・マガザン・デュ・ルーヴルとして改装され、1978年から2016年までは高級骨董店群が立ち並ぶルーヴル・デ・アンティケールとして利用されていた。