ユニクロがMoMAとのスポンサー契約を更新。入館料無料の支援とアート作品モチーフの商品拡充へ
ユニクロは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)との複数年スポンサー契約を更新すると発表。「ユニクロ・フリー・フライデー・ナイト」と、MoMA所蔵作品をデザインモチーフにした商品の企画・販売を含むMoMAとのパートナーシップを継続することを明らかにした。
ユニクロは2013年5月以降、毎週金曜日16時から20時までのニューヨーク近代美術館(以下MoMA)の入館料を無料にするプログラム「ユニクロ・フリー・フライデー・ナイト」のスポンサーとして活動してきたが、今後もこのパートナーシップは継続されることとなった。
また、同社は14年3月にMoMAが所蔵する現代アート作品をデザインモチーフにした商品のコレクション「SPRZ NY (エスピーアールゼット・ニューヨーク)」を発表。同時に、グローバル旗艦店ユニクロ ニューヨーク5番街店の2階部分を改装し、「服とアートが出会う場所」をコンセプトに、SPRZ NYストアとして専用フロアをオープンさせており、今回の契約更新で、同社はさらに幅広いアーティストやその作品を、世界中の人が身近に楽しめる機会を提供していくという。
ユニクロとのスポンサー契約について、MoMAシニアデュプティ・ディレクター、トッド・ビショップは「MoMAの使命はすべての人がアートを楽しめるようにすることであり、ユニクロとのパートナーシップは、私たちのアートコレクションをより多くの人々に紹介する上で重要な役割を果たしています。著名アーティストから若手アーティストまで幅広い作品を、MoMAを訪れる人々およびコミュニティ全体と共有するために、ユニクロとの協力関係を継続することができうれしく思います」とのコメントを寄せている。