村上隆がNFTに再挑戦。「多くの知識を得ることができた」
昨年3月に初のNFT作品を発表し、後に出品を取り下げた村上隆が、ふたたびNFT作品に挑戦することがわかった。
昨年3月に初のNFT作品を「OpenSea」に出品し、わずか11日を経てその出品を取り下げた村上隆が、ふたたびNFT作品をリリースすることがわかった。
村上本人によって認証されたInstagramのアカウント「murakami.flower2022」が、本日このニュースを発表。発売日などの詳細はまだ明らかにされていないが、同アカウントは「いよいよドロップ(リリース)の日が近づいてきました」としつつ、次のようなコメントを寄せている。
昨年の7月頃から暗号通貨の取引を積極的に行うようになり、従来の通貨と暗号通貨の関係性がある程度自分のなかに刷り込まれました。そして何より、RTFKTとのコラボレーションによって多くの知識を得ることができましたし、いまでも彼らから多くのことを学んでいます。
しかし、このスペースでは、まだまだ理解できないことがたくさんあり、皆さんから多くのご指導をいただくことになると思います。
とはいえ、私はかなり繊細な心の持ち主なので、パニックになったら精神的に破綻しないように撤退するかもしれませんが、ご理解いただければ幸いです。
村上は、昨年11月にデザイン集団「RTFKT Studios」とコラボレーションしたNFTプロジェクトを発表。RTFKTのアバタープロジェクト「Clone X」のキャラクターの目、口、髪型、服などの要素をデザインし、それぞれの要素をランダムに組み合わせた2万個のアバターNFTを出品した。
なお昨年3月時点では、《Murakami.Flowers》は村上の代表的なモチーフである「お花」をドットで表現した作品で、108のバリエーションとそれらすべてをまとめた作品1点をリリース予定だった。