マドンナ×Beepleの初NFTが約8140万円で落札。収益は女性や子供を支援するNPOに寄付
「クイーン・オブ・ポップ」の異名を持つマドンナがメディアアーティスト・Beepleとコラボレーションした初のNFT作品が、2日間にわたって約63万ドル(約8140万円)で落札された。すべての収益は、世界中の女性や子供たちの支援に取り組む3つの非営利団体に寄付されるという。
「クイーン・オブ・ポップ」の異名を持ち、ポップ・ミュージック界に金字塔を打ち立てたマドンナ。そんなマドンナがメディアアーティスト・BeepleとコラボレーションしたNFTの3部作が、合計約63万ドル(約8140万円)で落札された。
「Mother of Creation(創造の母)」と題された3つのNFTは、両アーティストが視覚化を通して創造と母性というアイデアにつなげるためにパートナーを組み、1年がかりで制作されたアニメーション作品。各作品では、マドンナの3Dスキャンをもとに制作された全裸の人の女性器から木、蝶、昆虫が生み出されたシーンが描かれている。
マドンナは声明文で、「私は、女性の膣から子供がこの世に誕生する方法だけでなく、アーティストが創造性を生み出す方法など、創造という概念を調査したかった」とし、「この機会をいまもっとも必要としている母子のために役立てたい」とコメントしている。
それぞれの作品入札は1ドルからスタートし、2日間にわたってSuperRareでオークションが行われた。販売収益は、「Voices of Children Foundation」「City of Joy」「Black Mama’s Bail Out」といった世界中の女性や子供たちの支援に取り組む3つの非営利団体に寄付されるという。