最優秀賞は300万円とロンドンでの滞在制作。アートアワードCAFAA賞が募集をスタート
現代芸術振興財団の主催するアートアワード「CAFAA賞2020」の募集が3月1日にスタートする。ファイナリストに選ばれた3名は都内で同時に個展を開催。
「CAFAA賞」は現代芸術振興財団(会長・前澤友作)が主催するアートアワード。現代芸術にかかわるアーティストを対象とし、次世代の柱となる才能あるアーティストを選抜して国際的に活躍するきっかけを提供することを目的に、これまで2回が実施されてきた。
対象となるのは、大学・大学院などの教育機関卒業後、10~15年程度のアーティスト。書類選考によって選ばれたファイナリスト3名には個展制作費50万円が支給され、2020年10月に都内で同時に個展を開催。会場にて最終選考が行われグランプリが決定する。グランプリ受賞者には、賞金300万円に加え、ターナー賞受賞者を多数輩出した実績を持つ英・デルフィナ財団との提携により、現代アートシーンの中心であるロンドンで3ヶ月にわたる滞在制作の機会が与えられる。
今回、審査員を務めるのは片岡真実(森美術館館長)、ウンジー・ジュー (サンフランシスコ近代美術館コンテンポラリー・アート・キュレーター)、アーロン・セザー(デルフィナ財団ファウンディング・ディレクター)の3名。
募集期間は3月1日から4月30日まで。出品料は無料。対象となるアーティストはぜひこの機会に挑戦してほしい。詳細はCAFAA2020の開催要項ページで。