未来を見据えて若手クリエイターを発掘。第24回「1_WALL」の募集日程が決定
東京・銀座のガーディアン・ガーデンが主催する、若手クリエイターの個展開催の権利をかけた公募展「1_WALL」 。第24回となるこの公募展のエントリー受付が、グラフィック部門は5月31日から、写真部門は7月5日から開始される。
東京・銀座のガーディアン・ガーデンが主催する「1_WALL」は、個展開催の権利を副賞に、若手クリエイターを審査する公募展だ。その第24回の作品募集が開始される。
「1_WALL」は、新しい表現を追求し続けている若い才能を発掘することを目的としたグラフィックと写真のコンペティションで、これまでに横田大輔、寺本愛、関川航平、佐藤麻優子らがグランプリを受賞してきた。グランプリ受賞者には、約1年後のガーディアン・ガーデンでの個展開催の権利と、個展のための制作費として30万円が贈られる。
第24回の「1_WALL」の募集期間は、グラフィック部門が5月31日〜6月4日、写真部門が7月5日〜7月9日。ガーディアン・ガーデンのウェブサイトから作品応募を受け付け、ポートフォリオによる一次審査を通過した20名が、オンラインで審査員と1対1で行う二次審査のポートフォリオレビューに進む。そして、二次審査を通過したファイナリスト5名がグループ展「1_WALL」展に挑み、公開最終審査を経て1名のグランプリが決まる。
審査員を務めるのは、グラフィック部門が上西祐理、田中良治、長崎訓子、服部一成、室賀清徳、写真部門が小原真史、高橋朗、田中義久、津田直、野口里佳。
なお、「1_WALL」展の開催は、グラフィック部門が8月18日〜9月22日、写真部門が9月28日〜11月2日を予定している。
表現が多様化し、ジャンルの境界も曖昧になってきている現在において、同賞が求めているのは、地に足のついた制作を続ける可能性を秘めた新人。5年後、10年後の未来を見据えながら制作をする作家は、ぜひ挑戦してみてほしい。