台湾文化センター×『美術手帖』。台湾現代アーティストの魅力を伝えるオンラインイベントの最終回はマイケル・リンと⽚岡真実の対談
雑誌『美術手帖』と台湾文化センターのコラボレーションプロジェクトの第3回となるオンラインイベントが開催。全3回の最後を飾るのは国際的に活躍する台湾のアーティスト、マイケル・リンと、森美術館館⻑の⽚岡真実の対談で、11⽉2⽇に配信される。
台⽇⽂化交流のプラットフォームである台湾⽂化センターと『美術⼿帖』がコラボレーションし、現在注⽬が⾼まる台湾の現代美術シーンについて発信するプログラム。その最終回となる第3回のトークイベントが11⽉2⽇に配信される。
台湾⽂化センターは、台湾の芸術や⽂化関連の団体、その活動内容を広く紹介する拠点として、国際的に⽂化事業を展開するほか、NGOや⽂化芸術団体、ミュージアムによる台⽇交流を推進している。昨年度のコラボレーション企画として⾏った、雑誌『美術⼿帖』2020年10⽉号⼩冊⼦付録「台湾アートシーンの現在」と、ウェブ版「美術⼿帖」での連載に続き、今年は全3回のオンラインイベントを開催している。
オンラインイベントの第3回は11⽉2⽇20時より配信。台湾の代表的なアーティストである林明弘(マイケル・リン)と、森美術館館⻑の⽚岡真実による対談を予定。第1回、第2回に引き続き、アジアのアートシーンに詳しい⽂化研究者の⼭本浩貴がモデレーターを担当する。
マイケル・リンは1964年東京都⽣まれで、台北、ブリュッセルを拠点に世界的に活躍。台湾の伝統的なテキスタイルなどから流⽤したパターンをもとに、⼈々が集う公共空間に展開するインスタレーションで知られ、世界各国の主要施設や国際展で作品を発表してきた。⽇本国内では、⾦沢21世紀美術館や⼗和⽥市現代美術館のパブリックスペースの作品を⼿がけたことでも知られるほか、10⽉30⽇〜11⽉14⽇にKITTE(東京・丸の内)などで開催されるイベント「Taiwan NOW」にも参加する。
今回のイベントでは、リンとかねてから親交のある⽚岡を対談相⼿に迎え、アートシーンの最前線で活動するふたりが、台湾と⽇本、アジアのアートシーンのいまについて語る。伝統と公共空間、アートを通じたアジア圏のつながり、コロナ禍における活動などがテーマとなる予定。当⽇は『美術⼿帖』公式Youtubeアカウントより、申込み不要・無料でライブ視聴できる(アーカイヴあり)。