宮下公園のRAYARD MIYASHITA PARKに新たなギャラリースペースSAIが誕生。オープニングはKYNEの個展を開催
リニューアルした渋谷・宮下公園で、7月28日より段階的に開業する商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」。その3階にオープンするギャラリースペース「SAI」で、アーティスト・KYNE(キネ)による個展「KYNE TOKYO 2」が開催中だ。会期は7月28日~8月24日。
リニューアルした渋谷・宮下公園に、7月28日より段階的に開業する商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」。その3階に、新たなギャラリースペース「SAI」がオープンする。オープニングを飾る展覧会は、アーティスト・KYNE(キネ)による個展「KYNE TOKYO 2」。会期は7月28日~8月24日。
「SAI」は吹き抜けを挟んだ3つのホワイトキューブと、吹き抜け壁面をガラス張りとした展示スペースで構成される斬新な構造。展示スペースは約255平米を誇る。
KYNEは、学生の頃より音楽とともに人物デッサンを描くことに熱中し、その後グラフィティアーティストとして活躍。現在は福岡のアトリエ兼ショップ「ON AIR」をベースに活動をしながら、80年代のアイドルのレコードジャケットや漫画、CMなどからインスピレーションを受けた女性のポートレート作品を発表。近年は国内に留まらず、アジアを中心としたマーケットでも高く評価されている。
今回の個展「KYNE TOKYO 2」では、「RAYARD MIYASHITA PARK」が背景に描かれた200号の大型キャンバス作品をはじめ、ステッカーをモチーフとした初の立体作品などで構成される。
KYNEによれば、今回の展覧会は東京での2回目の個展となり、すべて新作で構成される。「女性のポートレートをモチーフにした作風は変わらないながらも、少しづつアップデートしている。この新たなギャラリーでも、その変化をぜひ楽しんでほしい」。
なお、新型コロナウイルス対策として、7月28日のオープンからしばらくのあいだは、事前予約制・入場制限を実施する予定。詳しくは施設ウェブサイトを確認してほしい。