NEWS / REPORT

「フェミニズムと映像表現」(東京国立近代美術館)会場レポート。フェミニズム・アートを美術史のなかで語る

東京国立近代美術館(以下、東近美)ギャラリー4で、同館コレクションによる小企画「フェミニズムと映像表現」が12月22日まで開催中だ。ダラ・バーンバウム、出光真子ら8組を取り上げ、1970年代から現代までのフェミニズムに関わる映像表現を紹介。小規模ながら多角的で、複数のキーワードに該当する作品もあれば、作品同士の響きあいも楽しめる。企画は、同館の小林紗由里、松田貴子、森卓也、横山由季子。主担当の小林に取材した企画経緯などとあわせて展示作品を紹介する。

2024.11.26
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オルセー美術館でエルムグリーン&ドラグセットが試みる様々な視点。彫刻と現代の男性性を巡る

オルセー美術館で、現代アーティスト・デュオのエルムグリーン&ドラグセットによる展覧会「Elmgreen & Dragset: L'Addition」が開催中。19世紀の彫刻コレクションと対話しながら、現代の男性性をテーマにした作品を通じて、空間の使い方や視覚的な効果を再構築している。

2024.11.26

「ART IN THE PARK(工事中)」(Ginza Sony Park)開幕レポート。都市と公園を結ぶアートの姿を見る

2025年1月のグランドオープンに向けて、2018年より解体・新築工事を行ってきたGinza Sony Park。工事中の同施設を舞台に、玉山拓郎、SHUN SUDO、山口幸士といった、Ginza Sony Parkにゆかりのあるアーティストらの作品を展開する「ART IN THE PARK(工事中)」が12月1日まで開催されている。

2024.11.19

「ノスタルジア―記憶のなかの景色」「懐かしさの系譜─大正から現代まで 東京都コレクションより」(東京都美術館)開幕レポート。なぜ美術は懐かしさを求めるのか

東京都美術館で、上野アーティストプロジェクト2024「ノスタルジア―記憶のなかの景色」とコレクション展「懐かしさの系譜─大正から現代まで 東京都コレクションより」が開幕した。会期はともに2025年1月8日まで。ふたつの展覧会の様子をレポートする。

2024.11.16
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21世紀の美術館につくられた「エンガワ」。グルベンキアン財団CAMとは何か?

リスボンにあるカルースト・グルベンキアン財団の近現代美術館「Centro de Arte Moderna(CAM)」が9月21日新装オープンした。改修・拡張された建築と庭園のあいだにつくられ、日本の現代アーティストらを招いたプログラム名ともなった「エンガワ」と、同地出身のレオノール・アントゥネスによる柿落とし展について現地からリポートする。

2024.11.15

永遠なるポップ・アート。フォンダシオン ルイ・ヴィトンでトム・ウェッセルマンの回顧展が開催中

パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンで、ポップ・アートの象徴的な存在であるトム・ウェッセルマンに焦点を当てる展覧会「Pop Forever, Tom Wesselmann &…」が開催中。ウェッセルマンを中心に、ポップ・アートがいかに今日も生き続けているかを体感できる展示となっている。

2024.11.14
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日本文化の視点から読み解くピカソの陶芸の魅力

ピカソのセラミック・コレクションで知られるヨックモックミュージアムでは、日本の文化においてなじみ深い「見立て」の要素からその造形の広がりと創作のプロセスを見直す「ピカソ・セラミック ―『見立て』の芸術」が2025年12月28日まで開催中だ。

2024.11.14
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ティム・バートンの世界巡回展。最終の地、ロンドンで開幕

『シザーハンズ』や『マーズ・アタック!』などのヒット作で知られる映画監督のティム・バートン。2009年にニューヨーク近代美術館から始まり、2014年から展示構成を一新し、10年以上にわたり世界巡回を続けてきた回顧展「ザ・ワールド・オブ・ティム・バートン」が、最後の地であるロンドンのデザイン・ミュージアムで幕を開けた。

2024.11.7