北海道立函館美術館

　北海道立函館美術館は1986年に開館。コレクションは「道南の美術」「書と東洋美術」「文字と記号に関わる現代美術」をテーマとする。「道南の美術」では、田辺三重松をはじめ道南ゆかりの作家の作品を収集。「書と東洋美術」は書家・金子鷗亭を中心とする日本の書や、中国の書、鷗亭旧蔵の東洋の絵や、工芸からなる。「文字と記号に関わる現代美術」は書のコレクションから発展したテーマで、文字や記号に関連の深い現代美術の作品により構成されている。

　今後も、函館市を中心とした道南地域の各分野の優れた美術作品を軸に、地域の特性に沿った特色あるコレクションづくりを目指している。