ARTISTS
SANAA
SANAA
SANAAは1956年茨城県生まれの妹島和世と1966年神奈川県生まれの西沢立衛によって、95年に設立された日本の建築家ユニットおよび建築事務所。名称は「Sejima and Nishizawa and Associates」の略。大胆な空間の形式やガラスを多用したファサードのデザインを得意とし、透明感のある開放的なデザインは世界的にも評価が高い。「金沢21世紀美術館」(2004)や「ニュー・ミュージアム」(ニューヨーク、2007)、ルーヴル美術館別館の「ルーヴル・ランス」(2012)といった様々な建築を手がけるほか、展覧会や家具のデザイン、空間構成など幅広く活動している。
代表作「金沢21世紀美術館」は「まちに開かれた公園のような美術館」をコンセプトに、外壁や建物内の壁面の多くにガラスを使用した円形デザインの建築である。また、「ルーヴル・ランス」では、外壁と内壁のアルミパネルに周囲の風景や展示物が映り込み、建築と環境の新しい関係性を提示する空間を実現している。この作品で2014年1月、フランスの優れた建築に与えられる「銀の定規賞」を受賞。また、10年に妹島はアジア人、また女性として初めてヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展のディレクターを務めた。主な受賞歴に、日本建築学会賞作品賞(1996)、第9回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展金獅子賞(2004)、建築界最高峰と称されるプリツカー賞(2010)など。
代表作「金沢21世紀美術館」は「まちに開かれた公園のような美術館」をコンセプトに、外壁や建物内の壁面の多くにガラスを使用した円形デザインの建築である。また、「ルーヴル・ランス」では、外壁と内壁のアルミパネルに周囲の風景や展示物が映り込み、建築と環境の新しい関係性を提示する空間を実現している。この作品で2014年1月、フランスの優れた建築に与えられる「銀の定規賞」を受賞。また、10年に妹島はアジア人、また女性として初めてヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展のディレクターを務めた。主な受賞歴に、日本建築学会賞作品賞(1996)、第9回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展金獅子賞(2004)、建築界最高峰と称されるプリツカー賞(2010)など。