EXHIBITIONS
岡本秀「居かた、見ため」
京都のFINCH ARTSとARTROの2会場で、作家・岡本秀の個展「居かた、見ため」が開催される。
岡本は1995年奈良県生まれ。京都市立芸術大学大学院修士課程絵画専攻日本画修了。京都市内を活動拠点とし、マンガや日本美術をルーツとする絵画作品など、主に平面イメージを扱って制作を行う。近年の主な個展に、「清須市はるひ絵画トリエンナーレ アーティストシリーズ vol.90 岡本秀展『位置につく死体、幽霊の支度』」(清須市はるひ美術館、愛知、2019)、「次元のえんそく」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、2019)、グループ展に「暗黙知の技術」(FabCafe Kyoto/MTRL KYOTO、2019)などがある。
今回、2会場で展示する絵画作品には一貫したテーマやコンセプトがあるわけではないが、絵画空間における人物の「居かた」と「見ため」から関係性の現れを扱うことをひとつの考え方としている、という岡本。本展の出品作について、次のように述べている。
「本展の出品作は、まとまりのある目標は持っていない。ただ、『居かた』と『見ため』をめぐって繋がっている。できれば言い淀みや、しどろもどろの語りも一つの形式になりうると信じたいが、いろいろと迷っているというのが素直な気持ちだ。しかし、希望の持てる予感もたくさんある。どうすればいいかわからない、という迷いや、矛盾も含めて、自分の作品を一度まとまった状態で観てほしいと思う(ステイトメントより一部抜粋)」。
岡本は1995年奈良県生まれ。京都市立芸術大学大学院修士課程絵画専攻日本画修了。京都市内を活動拠点とし、マンガや日本美術をルーツとする絵画作品など、主に平面イメージを扱って制作を行う。近年の主な個展に、「清須市はるひ絵画トリエンナーレ アーティストシリーズ vol.90 岡本秀展『位置につく死体、幽霊の支度』」(清須市はるひ美術館、愛知、2019)、「次元のえんそく」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、2019)、グループ展に「暗黙知の技術」(FabCafe Kyoto/MTRL KYOTO、2019)などがある。
今回、2会場で展示する絵画作品には一貫したテーマやコンセプトがあるわけではないが、絵画空間における人物の「居かた」と「見ため」から関係性の現れを扱うことをひとつの考え方としている、という岡本。本展の出品作について、次のように述べている。
「本展の出品作は、まとまりのある目標は持っていない。ただ、『居かた』と『見ため』をめぐって繋がっている。できれば言い淀みや、しどろもどろの語りも一つの形式になりうると信じたいが、いろいろと迷っているというのが素直な気持ちだ。しかし、希望の持てる予感もたくさんある。どうすればいいかわからない、という迷いや、矛盾も含めて、自分の作品を一度まとまった状態で観てほしいと思う(ステイトメントより一部抜粋)」。