EXHIBITIONS
生誕110年 松本竣介 デッサン50
大川美術館は、企画展「生誕110年 松本竣介 デッサン50」を開催。2022年は画家・松本竣介の生誕110年にあたり、2023年6月には没後75年を迎える。これを記念した本展では、松本の各時代に描かれた多彩なデッサンを精選して紹介する。
松本は早くから、アメディオ・モディリアーニやジョルジュ・ルオー、藤田嗣治らが描いた線描への共感を背景に多くの魅力的なデッサンを残した。生前に松本は、「線は僕の気質なのだ」(1939年)、さらに「『デッサン』は、簡単なスケッチや習作ではなく、『計画であり、決意決心を意味している』」(1935年)と述べている。
本展では、油彩画のためのプロセスとしてのスケッチ、習作から、完成された風格を備えたデッサンまで全50点を、モチーフごと6章に分けて展示。戦禍の激動の時代を生きた松本の、素描家としての軌跡をたどる。
松本は早くから、アメディオ・モディリアーニやジョルジュ・ルオー、藤田嗣治らが描いた線描への共感を背景に多くの魅力的なデッサンを残した。生前に松本は、「線は僕の気質なのだ」(1939年)、さらに「『デッサン』は、簡単なスケッチや習作ではなく、『計画であり、決意決心を意味している』」(1935年)と述べている。
本展では、油彩画のためのプロセスとしてのスケッチ、習作から、完成された風格を備えたデッサンまで全50点を、モチーフごと6章に分けて展示。戦禍の激動の時代を生きた松本の、素描家としての軌跡をたどる。