デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン

　大阪中之島美術館で「開館1周年記念展 デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン」が開催される。

「デザイン」と「アート」は長い年月をかけ、それぞれに様々な領域へと展開し続けてきた。この両者の関係性に着目する本展は、戦後直後の1950年代から2010年代に活躍したデザイナーやアーティストの作品を追いながら紐解いていくことで、アートとは何か、そしてデザインとは何かを探っていくもの。

　参加アーティストは会田誠、イサム・ノグチ、亀倉雄策、河原温、草間彌生、倉俣史朗、剣持勇、佐藤可士和、田中一光、永井一正、藪内佐斗司、奈良美智、名和晃平、早川良雄、日比野克彦、三宅一生、宮島達男、村上隆、元永定正、森村泰昌、柳宗理、ヤノベケンジ、横尾忠則など総勢70名以上。

　ジャンルを越えた多彩なアーティストによる作品の数々が一堂に会する会場では、アートとデザインの多様性を感じられるとともに、そこに在る関係性が浮かび上がってくることだろう。

　なお、開幕前の3月31日には日比野克彦（東京藝術大学学長）によるトークイベント「日比野克彦、原点の80年代を語る。」も予定されている。