EXHIBITIONS
第16回グラフィック「1_WALL」グランプリ受賞者個展
時吉あきな
ナンバーワン
原寸大の犬を立体コラージュで制作した作品「ワンオール」で、第16回グラフィック「1_WALL」のグランプリを受賞した時吉あきな。受賞作は「芸術に関心のない人でも巻き込まれる勢いを感じさせる」と審査員に評価された。
時吉は、スマートフォンで撮影した犬の写真をコピー用紙に出力し、対象を原寸大の立体コラージュとして再現する作品を制作。正確に再現しながら、平面の写真を強制的に立体にさせることで生み出した犬たちは、不自然な歪みや独特の表情を持ち、どこか違和感やユーモアを感じさせる。また、自身の部屋を撮影した写真で現実空間に同じ部屋を再現した作品を解体し、平面に再構成したブックも手がけている。
本展では、犬の立体コラージュを中心に、写真作品や、新作インスタレーションを展示。平面と立体を行き来しながら、複製を繰り返すことによる表現の試みを紹介する。
時吉は、スマートフォンで撮影した犬の写真をコピー用紙に出力し、対象を原寸大の立体コラージュとして再現する作品を制作。正確に再現しながら、平面の写真を強制的に立体にさせることで生み出した犬たちは、不自然な歪みや独特の表情を持ち、どこか違和感やユーモアを感じさせる。また、自身の部屋を撮影した写真で現実空間に同じ部屋を再現した作品を解体し、平面に再構成したブックも手がけている。
本展では、犬の立体コラージュを中心に、写真作品や、新作インスタレーションを展示。平面と立体を行き来しながら、複製を繰り返すことによる表現の試みを紹介する。