EXHIBITIONS
朝吹真理子 個展「道の時間」
小説家・朝吹真理子が、初となる個展を山陽堂書店で開催する。
朝吹は1984年東京生まれ。2009年にデビュー作「流跡」を『新潮』で発表し、翌10年に第20回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。11年には「きことわ」(『新潮』9月号掲載)で、第144回芥川龍之介賞を受賞した。22年には、アーティスト・弓指寛治と共演するかたちで「Reborn-Art Festival 2021-22」の後期に参加。石巻の人々から聞き取った話そのものを絵と文章で表現し、会場のあちこちに散りばめた《スウィミング・タウン》を発表した。
本展に際し、朝吹は以下のようなステートメントを寄せている。
「はじめて個展をします。
場所は表参道交差点、青山通り沿いにある本屋「山陽堂書店」の2階です。
2019年、歴史学者の磯田道史さんと話をしているとき、表参道に大規模な空襲があったことを知りました。山陽堂のご店主遠山秀子さんが空襲のことを調べているときいてお知り合いになり、地図を見ながら話を聞いたり、ときどき、戦争の聞き取りをいっしょにするようになりました。
いろんな話を聞いてから歩いていると、じぶんの知らないはずの記憶が、道のむこうからやってくるときがあります。人が忘れたり、忘れたいと思うようなことも、道はすべてを吸い上げて、覚えているのではないかと思うようになりました。」
朝吹は1984年東京生まれ。2009年にデビュー作「流跡」を『新潮』で発表し、翌10年に第20回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。11年には「きことわ」(『新潮』9月号掲載)で、第144回芥川龍之介賞を受賞した。22年には、アーティスト・弓指寛治と共演するかたちで「Reborn-Art Festival 2021-22」の後期に参加。石巻の人々から聞き取った話そのものを絵と文章で表現し、会場のあちこちに散りばめた《スウィミング・タウン》を発表した。
本展に際し、朝吹は以下のようなステートメントを寄せている。
「はじめて個展をします。
場所は表参道交差点、青山通り沿いにある本屋「山陽堂書店」の2階です。
2019年、歴史学者の磯田道史さんと話をしているとき、表参道に大規模な空襲があったことを知りました。山陽堂のご店主遠山秀子さんが空襲のことを調べているときいてお知り合いになり、地図を見ながら話を聞いたり、ときどき、戦争の聞き取りをいっしょにするようになりました。
いろんな話を聞いてから歩いていると、じぶんの知らないはずの記憶が、道のむこうからやってくるときがあります。人が忘れたり、忘れたいと思うようなことも、道はすべてを吸い上げて、覚えているのではないかと思うようになりました。」