スーラージュと森田子龍

　兵庫県立美術館で、特別展「スーラージュと森田子龍」が開催される。

　本展は、フランスのアヴェロン県と兵庫県との20年を超える友好提携を記念し、1950年代から直接交流のあった画家のピエール・スーラージュ（1919〜2022、アヴェロン県出身）と書家の森田子龍（1912〜1998、兵庫県出身）の展覧会だ。

　国際交流は何をもたらし、文化的なアイデンティティはいかにして生まれるのか。スーラージュ美術館の全面的な協力により開催される本展では、二人の作品合わせて約50点に加え、書籍や日記などの資料を通して、芸術家の出会いを考える。