EXHIBITIONS
細川家と中国陶磁-名品でたどる中国のやきもの-
悠久の歴史を持つ中国陶磁は、古来日本でも愛好され、世界的に見ても優れた質・量の作品が伝えられた。17年ぶりに本格的な中国陶磁展を開催する永青文庫は、漢時代から清時代までの陶磁器を100点以上所蔵している。
同館の設立者である細川護立(細川家16代・1883-1970)は、大正15年より約1年半におよぶヨーロッパ旅行中、陶磁器を含む中国の古美術品を本格的に蒐集、その後も専門家の助言を得ながらコレクションを充実させた。また細川家は、茶人としても名を馳せた細川三斎(2代忠興・1563-1645)以来、茶の湯に親しみ、優れた茶道具の数々を伝え、そのなかには「唐物」と呼ばれ愛好された中国の陶磁器も多く含まれている。
本展では、《三彩宝相華文三足盤》、《白釉黒花牡丹文瓶》(いずれも重要文化財)など約50点によって、中国陶磁史の流れを展観。細川家が代々愛で、細川護立が魅了された中国陶磁の世界を紹介する。
同館の設立者である細川護立(細川家16代・1883-1970)は、大正15年より約1年半におよぶヨーロッパ旅行中、陶磁器を含む中国の古美術品を本格的に蒐集、その後も専門家の助言を得ながらコレクションを充実させた。また細川家は、茶人としても名を馳せた細川三斎(2代忠興・1563-1645)以来、茶の湯に親しみ、優れた茶道具の数々を伝え、そのなかには「唐物」と呼ばれ愛好された中国の陶磁器も多く含まれている。
本展では、《三彩宝相華文三足盤》、《白釉黒花牡丹文瓶》(いずれも重要文化財)など約50点によって、中国陶磁史の流れを展観。細川家が代々愛で、細川護立が魅了された中国陶磁の世界を紹介する。