EXHIBITIONS
コイズミアヤ「箱と本」
galleria PONTE(ガレリア ポンテ)で、コイズミアヤによる個展「箱と本」が開催されている。
コイズミアヤは1971年東京都生まれ。1994年に武蔵野美術大学を卒業後、東京を中心に個展を開催。2009年に新潟県へ移住。新潟や金沢でも発表を始めている。
以下、コイズミアヤによるアーティスト・ステートメントとなる。
「世界の成り立ちやその仕組みについて観察し、考えを巡らせるのが好きで、例えば子供が玩具や手近な物を、その手触りや重さや形や機能について堪能し、新たな景色を立ち上げるような出来事に倣おうと考えています。
今回は2つのシリーズで展示を構成します。箱の本質は内側と外側を隔てるという意味ではなくて、箱自体を形づくる『板厚』だと考えた異形の入れ子、『重なる箱』のシリーズと、本を読んでいるときに見ている景色は物体としての本とは別のところに、別の大きさであることの不思議について確認する『物語の量と在処』のシリーズからの出品です。
ともに『見えているはずなのに見えていなかったもの』について意識を向けることではじまった制作で、具体的には触れられる抵抗のある物体にはたらきかけてつくっているのだけれど、意識はそれ自体とそれ自体ではないものをせわしなく行き来していることについて触れられたらと思います」(展覧会ウェブサイトより)。
コイズミアヤは1971年東京都生まれ。1994年に武蔵野美術大学を卒業後、東京を中心に個展を開催。2009年に新潟県へ移住。新潟や金沢でも発表を始めている。
以下、コイズミアヤによるアーティスト・ステートメントとなる。
「世界の成り立ちやその仕組みについて観察し、考えを巡らせるのが好きで、例えば子供が玩具や手近な物を、その手触りや重さや形や機能について堪能し、新たな景色を立ち上げるような出来事に倣おうと考えています。
今回は2つのシリーズで展示を構成します。箱の本質は内側と外側を隔てるという意味ではなくて、箱自体を形づくる『板厚』だと考えた異形の入れ子、『重なる箱』のシリーズと、本を読んでいるときに見ている景色は物体としての本とは別のところに、別の大きさであることの不思議について確認する『物語の量と在処』のシリーズからの出品です。
ともに『見えているはずなのに見えていなかったもの』について意識を向けることではじまった制作で、具体的には触れられる抵抗のある物体にはたらきかけてつくっているのだけれど、意識はそれ自体とそれ自体ではないものをせわしなく行き来していることについて触れられたらと思います」(展覧会ウェブサイトより)。