EXHIBITIONS
水野 暁 —リアリティの在りか
徹底した描写を根底に実験的な表現も試みると同時に、新たな写実絵画の可能性を追求してきた画家、水野暁。現場で描くことを軸に置きながら直感をより活かし、油彩をドローイング的にとらえつつ集積していくという方法によって、描かれた場所や物のたたえる空気や光、音、匂いまでをも瑞々しく伝える絵画を生み出してきた。また、2014〜15年のスペイン滞在を契機に、絵画のみならず写真など他メディアへの横断といった実験も行っている。
本展では、難病とともに生きる母の姿をどうとらえるかという取り組みから制作された最新の作品、ドローイングなどを初公開。初期の作品から滞欧期の制作、帰国後の最新作を含む約90点を通し、水野の追求するリアリティの在りかを探る。
本展では、難病とともに生きる母の姿をどうとらえるかという取り組みから制作された最新の作品、ドローイングなどを初公開。初期の作品から滞欧期の制作、帰国後の最新作を含む約90点を通し、水野の追求するリアリティの在りかを探る。