まちを綴る展 | taste our tracks

　港まちに暮らす人々の個人的なエピソードを集め、町の輪郭を新たに創造・記録する「み（ん）なとまちをつくるアーカイブプロジェクト」。第3弾となる今回は、氷冷蔵庫やジュークボックス、伊勢湾台風のシミ跡が残るタンスなど、町から集めた生活道具の数々を当時のエピソードとともに紹介する。

　また、町の人々から聞いた懐かしい話からヒントを得て、「浴衣をリメイクしたワンピース」「水鉄砲」などを手作りするワークショップのほか、毎年好評のスクールプロジェクトでは、就任1年目にして公共図書館に100万人の来場者を集客させた「みんなの森 ぎふメディアコスモス」内にある岐阜市図書館の館長を務める吉成信夫をゲストに迎えたトークイベントも開催。「みんな」をキーワードに、他人任せではない、これからの公共づくりについて語る。