EXHIBITIONS

金昌永 展

2018.09.07 - 09.21

金昌永

 キャンバスに砂を糊づけし、その上に油彩で描く手法を使った作品で知られる金昌永(キム・チャンヨン、1957-)。1982年に来日し、東京芸術専門学校在学時に砂を用いた作品の制作を開始。84年の卒業後、日本を拠点に活動し、2000年以降はソウル、シンガポールでの個展や展覧会で発表を行う。

 本物の砂とリアルに描写された砂の痕跡によって、実体とイリュージョンの錯覚を呼び起こし、虚構と現実を混在させた世界観を提示してきた金。本展では、大作を含む、近作および新作を展示する。