EXHIBITIONS
竹内万里子「沈黙とイメージ」
本展は、写真批評家・竹内万里子の自身初となる単著『沈黙とイメージ ー 写真をめぐるエッセイ』(2018年5月刊行)をインスタレーションを通して紹介する。
竹内は1972年東京生まれ、早稲田大学大学院文学研究科修士課程終了。東京国立近代美術館客員研究員などを経て、現在京都造形芸術大学准教授。国内外の作品集、新聞雑誌などに批評を寄稿し、写真展企画も多数。訳書にジョナサン・トーゴヴニク『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』(赤々舎、2010)がある。
写真批評家としておよそ15年間、写真と密接に関わり、誠実に向き合ってきた竹内。本展に寄せて次のように述べている。
「見ることと書くことのあいだには、途方もなく広い空間が横たわっている。そのあいだで私は、無闇にもがいては呆然とすることばかりを繰り返してきた。そこで世界の底知れなさを仄めかし、何かをわかった気になろうとする自分を戒めてきたのは、つねに目の前にある写真であり、写真家という存在でもあった。いま、写真を見ることから生まれた小さな言葉たちを、ふたたび見ることへと返す(竹内万里子) 」
竹内は1972年東京生まれ、早稲田大学大学院文学研究科修士課程終了。東京国立近代美術館客員研究員などを経て、現在京都造形芸術大学准教授。国内外の作品集、新聞雑誌などに批評を寄稿し、写真展企画も多数。訳書にジョナサン・トーゴヴニク『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』(赤々舎、2010)がある。
写真批評家としておよそ15年間、写真と密接に関わり、誠実に向き合ってきた竹内。本展に寄せて次のように述べている。
「見ることと書くことのあいだには、途方もなく広い空間が横たわっている。そのあいだで私は、無闇にもがいては呆然とすることばかりを繰り返してきた。そこで世界の底知れなさを仄めかし、何かをわかった気になろうとする自分を戒めてきたのは、つねに目の前にある写真であり、写真家という存在でもあった。いま、写真を見ることから生まれた小さな言葉たちを、ふたたび見ることへと返す(竹内万里子) 」