EXHIBITIONS

殿様のわらじ The Sandal of King/ボタンギャラリー 記録展

Botão Gallery
2018.10.26 - 10.28

Botão Gallery(2015) 撮影=岡村靖子

大塚泰子「カラープール」(2018)での展示風景 撮影=冨田了平

 2018年10月末に閉廊するウィンドーギャラリー「ボタンギャラリー」が最後の展覧会として、アーティストや来訪者、近隣の人々などが、それぞれの一品に値段をつけて展示する「殿様のわらじ」展と記録展を同時開催する。

 本展には、犬飼興一、今村遼佑、大塚泰子、小川智彦、記憶のはがし方プロジェクト(阿部大介+鷹野健)、小林真依、冨井大裕、富永敏博、平山昌尚/HIMAA、ボン靖二、宮田明日鹿、渡辺英司ら、これまで関わりのあったアーティストが参加。

 タイトル「殿様のわらじ」は、落語の一節にある「殿様が1度も履かなかったワラジ」に付加価値をつける骨董屋の笑い話から着想し、美術作品や身のまわりのものの価値について考え、一緒に楽しむ場にしたいという。

 15年より名古屋を拠点に活動する作家たちを中心に紹介してきた、ボタンギャラリーの記録と最後を見届けたい。