EXHIBITIONS
小林健太「Rapid Eye Movement」
小林健太は1992年神奈川県生まれ。「真を写す」とは何か、という問いとして写真をとらえ、写真制作のほか、ライブパフォーマンスやVRを用いたインスタレーションなど様々な取り組みを通して、写真の輪郭を縁取ることを試みている。
これまでの主な個展に「EVERYTHING NOW」(Stieglitz 19、ベルギー、2017)、「自動車昆虫論/美とはなにか」(G/P gallery、東京、2017)など。グループ展に「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」(水戸芸術館、茨城、2018)、「GIVE ME YESTERDAY」(フォンダツィオーネ・プラダ・ミラノ、イタリア、2016)などがある。
小林がカメラにとらえるのは、活動拠点である東京の街並みや自身や親しい友人の姿など、ごくありふれた日常。それらを撮影後、Photoshopであからさまに加工編集し、写真の上にデジタルのドローイングを施して、キャンバスとなる写真とのコミュニケーションを通して生まれたリアルを主張している。
本展に寄せては、「情報空間の発展が、外在化した夢の拡大を意味するなら。僕は夢の輪郭に触れたいのかもしれない。その感触を確かめたいのかもしれない。ただ眼球だけがくるくる回る輪廻の中で。閉鎖された神経回路をこじ開けるべく、もがき続けろ! 夢の意味は、夢から醒めた者にしかわからない(一部)」と述べている。
これまでの主な個展に「EVERYTHING NOW」(Stieglitz 19、ベルギー、2017)、「自動車昆虫論/美とはなにか」(G/P gallery、東京、2017)など。グループ展に「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」(水戸芸術館、茨城、2018)、「GIVE ME YESTERDAY」(フォンダツィオーネ・プラダ・ミラノ、イタリア、2016)などがある。
小林がカメラにとらえるのは、活動拠点である東京の街並みや自身や親しい友人の姿など、ごくありふれた日常。それらを撮影後、Photoshopであからさまに加工編集し、写真の上にデジタルのドローイングを施して、キャンバスとなる写真とのコミュニケーションを通して生まれたリアルを主張している。
本展に寄せては、「情報空間の発展が、外在化した夢の拡大を意味するなら。僕は夢の輪郭に触れたいのかもしれない。その感触を確かめたいのかもしれない。ただ眼球だけがくるくる回る輪廻の中で。閉鎖された神経回路をこじ開けるべく、もがき続けろ! 夢の意味は、夢から醒めた者にしかわからない(一部)」と述べている。