EXHIBITIONS
青木野枝 霧と鉄と山と
鉄をつなぎ合わせた作品で知られる彫刻家・青木野枝の、関東では20年ぶりとなる大規模個展が開催される。
青木は1958年東京都生まれ。鉄や石膏という固く重い素材を用いながら、周囲の空気をまとって軽やかな見える作品を制作。大気や水蒸気をモチーフとして、万物がうつろいゆくなかの生命の尊さを表現してきた。近年はガラスや石膏など新たな素材にも挑戦している。
これまで、長崎県美術館(2019)、鹿児島県霧島アートの森(2019)など全国各地で個展を精力的に行うほか、越後妻有アートトリエンナーレ(2000〜2018)、瀬戸内国際芸術祭(2010)にも参加。2017年には「第40回中原悌二郎賞」を女性作家で初めて受賞した。
作品のほぼすべてを展示場所にあわせて制作し、「つくる・置く・崩す」の営みのなかに自らの彫刻があるととらえ実践してきた青木。本展では、府中市美術館の空間にあわせて構想した新作とともに、石膏を用いた「原形質」シリーズや最初期の丸鋼で造形した彫刻作品などが展示される。
青木は1958年東京都生まれ。鉄や石膏という固く重い素材を用いながら、周囲の空気をまとって軽やかな見える作品を制作。大気や水蒸気をモチーフとして、万物がうつろいゆくなかの生命の尊さを表現してきた。近年はガラスや石膏など新たな素材にも挑戦している。
これまで、長崎県美術館(2019)、鹿児島県霧島アートの森(2019)など全国各地で個展を精力的に行うほか、越後妻有アートトリエンナーレ(2000〜2018)、瀬戸内国際芸術祭(2010)にも参加。2017年には「第40回中原悌二郎賞」を女性作家で初めて受賞した。
作品のほぼすべてを展示場所にあわせて制作し、「つくる・置く・崩す」の営みのなかに自らの彫刻があるととらえ実践してきた青木。本展では、府中市美術館の空間にあわせて構想した新作とともに、石膏を用いた「原形質」シリーズや最初期の丸鋼で造形した彫刻作品などが展示される。