EXHIBITIONS
束芋「Ghost Running Vol.2」
手描きのアニメーションを使った映像インスタレーションや版画作品を手がけるアーティスト・束芋。近年では現代舞踊や伝統芸能とコラボレーションするなど幅広い活動を展開するほか、絵画の制作にも挑んでいる。
本展では、本刷りで残ったインクで刷された1枚を呼ぶ「ゴースト」という版画用語から生まれた、2019年制作の版画シリーズ「ghost-running」より未公開のモノタイプを発表。また本展は、期間中の3331 ART FAIR 2020(3月18日〜22日)にも参加予定。
「版画用語で本刷りの後、残ったインクでもう1枚刷ることを『ゴーストをとる』というらしい。その言葉は、見えない何かを捕まえるような、そんな幻想的な行為が小さな工房で行われていることを想像させてくれた。 本刷りでは見えなかったイメージをゴーストは見せてくれる。ゴーストが与えてくれたイメージを、銅版で削り出す。そのイメージとゴーストが重なったとき、見えてなかった現象を可視化できたような気がした(束芋、2019年)」
本展では、本刷りで残ったインクで刷された1枚を呼ぶ「ゴースト」という版画用語から生まれた、2019年制作の版画シリーズ「ghost-running」より未公開のモノタイプを発表。また本展は、期間中の3331 ART FAIR 2020(3月18日〜22日)にも参加予定。
「版画用語で本刷りの後、残ったインクでもう1枚刷ることを『ゴーストをとる』というらしい。その言葉は、見えない何かを捕まえるような、そんな幻想的な行為が小さな工房で行われていることを想像させてくれた。 本刷りでは見えなかったイメージをゴーストは見せてくれる。ゴーストが与えてくれたイメージを、銅版で削り出す。そのイメージとゴーストが重なったとき、見えてなかった現象を可視化できたような気がした(束芋、2019年)」