EXHIBITIONS
猪熊弦一郎展 アートはバイタミン
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館が改修工事を経てリニューアル・オープン。最初の企画展として「猪熊弦一郎展 アートはバイタミン」を開催する。
生涯を通じて、美を愛し、美を探究し、美をあらわそうとした画家・猪熊弦一郎。美しいものには、人の心を癒したり活性化したりする力があると信じ、自分がつくり出した美をより多くの人々の身近な場所に提供することで、世のなかや人の生活に役立てたいという思いを強く持っていた。
また猪熊は、家にひとついい絵があれば、それを毎日ほんの少し見るだけで大きな効果があるとし、美術館を「病院」とするならば、家で見る絵は「ビタミン剤」のようなものだと考えていた。そしてつねに暮らしを整え、自分の生活そのものも大切にしていた。
本展は、同館の再開をきっかけとして初心に立ち返り、猪熊が考えたアートの役割と、猪熊作品が生活のなかにつくり出す美のあり方を紹介するもの。
「猪熊自身の暮らし」「プライベート空間への美の提供」「パブリックアート」の3部構成で、猪熊の終の住処となった田園調布の旧猪熊邸の台所と居間の再現や、猪熊作品のある暮らしの実例、また猪熊がデザインした家具や包装紙、加えて、長く愛され続けている代表的な4つのパブリックアート(慶応義塾大学壁画、JR上野駅壁画、香川県庁舎陶画、東京會舘壁画)の現在の様子を展観する。
※本展の会期を9月22日まで延長。
生涯を通じて、美を愛し、美を探究し、美をあらわそうとした画家・猪熊弦一郎。美しいものには、人の心を癒したり活性化したりする力があると信じ、自分がつくり出した美をより多くの人々の身近な場所に提供することで、世のなかや人の生活に役立てたいという思いを強く持っていた。
また猪熊は、家にひとついい絵があれば、それを毎日ほんの少し見るだけで大きな効果があるとし、美術館を「病院」とするならば、家で見る絵は「ビタミン剤」のようなものだと考えていた。そしてつねに暮らしを整え、自分の生活そのものも大切にしていた。
本展は、同館の再開をきっかけとして初心に立ち返り、猪熊が考えたアートの役割と、猪熊作品が生活のなかにつくり出す美のあり方を紹介するもの。
「猪熊自身の暮らし」「プライベート空間への美の提供」「パブリックアート」の3部構成で、猪熊の終の住処となった田園調布の旧猪熊邸の台所と居間の再現や、猪熊作品のある暮らしの実例、また猪熊がデザインした家具や包装紙、加えて、長く愛され続けている代表的な4つのパブリックアート(慶応義塾大学壁画、JR上野駅壁画、香川県庁舎陶画、東京會舘壁画)の現在の様子を展観する。
※本展の会期を9月22日まで延長。