EXHIBITIONS
千葉市美術館拡張リニューアルオープン・開館25周年記念/千葉市制100周年記念/川村コレクション受贈記念
田中一村展 ―千葉市美術館収蔵全作品
田中一村(1908〜1977)は、千葉市に20年住み、50代になって奄美大島に移住して、亜熱帯の花鳥や風土を題材に独特の日本画を描いた画家。しかし、生前それらの作品を公表する機会もなく無名のまま没した。
千葉市美術館では2010年に、一村の作品の基礎的な調査に立ち返り、画家の新たな全体像を示した「田中一村 新たなる全貌」展を開催。それから10年の間に、同館は一村の作品を100点以上(寄託を含む)を収蔵し、18年には、一村の最大の支援者であった川村家より、残る作品・資料の寄贈などを受けた。
本展では、同館所蔵の一村作品すべてを初めて公開。東京で神童と呼ばれていた10代の頃から、奄美で亡くなる前年に描いた作品までの約130点を時代を追うように展示し、画家の生涯の未知の側面を探る。
大きな反響のあった「田中一村 新たなる全貌」展で紹介された、奄美時代を代表する傑作《アダンの海辺》が再び展示されるほか、23歳の一村にとって転換点となった作品《椿図屏風》も見どころのひとつとなる。
千葉市美術館では2010年に、一村の作品の基礎的な調査に立ち返り、画家の新たな全体像を示した「田中一村 新たなる全貌」展を開催。それから10年の間に、同館は一村の作品を100点以上(寄託を含む)を収蔵し、18年には、一村の最大の支援者であった川村家より、残る作品・資料の寄贈などを受けた。
本展では、同館所蔵の一村作品すべてを初めて公開。東京で神童と呼ばれていた10代の頃から、奄美で亡くなる前年に描いた作品までの約130点を時代を追うように展示し、画家の生涯の未知の側面を探る。
大きな反響のあった「田中一村 新たなる全貌」展で紹介された、奄美時代を代表する傑作《アダンの海辺》が再び展示されるほか、23歳の一村にとって転換点となった作品《椿図屏風》も見どころのひとつとなる。