EXHIBITIONS
good night【TAKETO MASUI SCULPTURE EXHIBITION】
彫刻家・増井岳人の個展「good night【TAKETO MASUI SCULPTURE EXHIBITION】」がSpiralの、MINA-TO(1F)とCAY(B1F)で同時開催されている。会期は1月17日まで。
増井は1979年神奈川県鎌倉市生まれ。主に陶器による彫刻の表現手法を用い、ユニークな作品を発表。幼少期の土遊びや縄文土器を見たときの原始的な体験が、いまの彫刻につながっていると言う。そこから生み出される彫刻は、どこか懐かしく、柔らかい物腰で語りかけてくるような趣がある。
これまで複数の美術学校で教鞭を執り、現在は東京造形大学彫刻科で後進の指導にあたる増井ならではの技法や組み合わせは、従来の陶の彫刻がもつイメージを一変させ、ユーモアに富んだ作品がジャンル問わず多くのファンに支持されている。
本展では、「good night」シリーズを中心に展示。蓄光顔料を使用した同シリーズは、明るい場所で見た陶の滑らかなの表情からは想像もつかないほど暗闇で輝く、二面性のある神秘的な作品だ。また、ピース(破片)をつなぎ合わせてつくる唯一無二でストイックな技法により、焼き物ではあまり見ることのできない大きさを実現しており、見どころのひとつとなる。
そして作品の魅力を存分に紹介すべく、2会場で作品を展開。MINA-TOでは、陽の光を受けて立ち現れる滑らかな陶の表情を、CAYでは、暗闇のなかで、陶片のつなぎ目が光り輝くことで生まれる新たな表情を鑑賞できる。
増井は1979年神奈川県鎌倉市生まれ。主に陶器による彫刻の表現手法を用い、ユニークな作品を発表。幼少期の土遊びや縄文土器を見たときの原始的な体験が、いまの彫刻につながっていると言う。そこから生み出される彫刻は、どこか懐かしく、柔らかい物腰で語りかけてくるような趣がある。
これまで複数の美術学校で教鞭を執り、現在は東京造形大学彫刻科で後進の指導にあたる増井ならではの技法や組み合わせは、従来の陶の彫刻がもつイメージを一変させ、ユーモアに富んだ作品がジャンル問わず多くのファンに支持されている。
本展では、「good night」シリーズを中心に展示。蓄光顔料を使用した同シリーズは、明るい場所で見た陶の滑らかなの表情からは想像もつかないほど暗闇で輝く、二面性のある神秘的な作品だ。また、ピース(破片)をつなぎ合わせてつくる唯一無二でストイックな技法により、焼き物ではあまり見ることのできない大きさを実現しており、見どころのひとつとなる。
そして作品の魅力を存分に紹介すべく、2会場で作品を展開。MINA-TOでは、陽の光を受けて立ち現れる滑らかな陶の表情を、CAYでは、暗闇のなかで、陶片のつなぎ目が光り輝くことで生まれる新たな表情を鑑賞できる。