EXHIBITIONS
金氏徹平「S.F.(Splash and Fragments)」
RICOH ART GALLERYでは、金氏徹平の個展「S.F.(Splash and Fragments)」を開催する。会期は8月20日~9月18日。
金氏は1978年京都府生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。現在京都を拠点に美術家・彫刻家として活動している。身の回りにある日用品や雑貨をモチーフに、これらをコラージュした絵画、立体作品やインスタレーションを制作。それらを分解して新たに平面作品(2次元)や立体作品(3次元)に再構成していくなかで、これまでにない文脈を生み出してきた。
本展では、アートバーゼル香港 2021(Yumiko Chiba Associatesブース)で発表した日本初公開の作品を含め、リコー発のアートプロジェクト「StareReap」との共創によって生まれた新作が揃う。
古い文脈から切り離され、新しいものの見方を促す金氏の作品は、私たちの固定観念や物質への執着を軽々と飛び越え、新たな関係性を結ぶことを提案する。
「今回のリコーとのコラボレーションでは、新しい技術であるStareReapがどういう物なのか、その特性と自分の制作の接点はどこなのかということを探りながら実験を繰り返してきました。StareReapは古くから存在するレリーフという技法が扱っていた、空間や状況を押し込めるような感覚と逆のベクトルをもっているともいえますが、ある意味で新しいレリーフ技法なのではないか? 存在しない次元を、既存のイメージや物質、身体感覚へ組み替えることで、盛り上がったり凹んだり、リアルだったりフィクションだったりしながら作り出そうとする試みになっていると思います(金氏徹平、「展覧会ステイトメント」より抜粋。全文はRICOH ART GALLERYのウェブサイトに掲載)」。
金氏は1978年京都府生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。現在京都を拠点に美術家・彫刻家として活動している。身の回りにある日用品や雑貨をモチーフに、これらをコラージュした絵画、立体作品やインスタレーションを制作。それらを分解して新たに平面作品(2次元)や立体作品(3次元)に再構成していくなかで、これまでにない文脈を生み出してきた。
本展では、アートバーゼル香港 2021(Yumiko Chiba Associatesブース)で発表した日本初公開の作品を含め、リコー発のアートプロジェクト「StareReap」との共創によって生まれた新作が揃う。
古い文脈から切り離され、新しいものの見方を促す金氏の作品は、私たちの固定観念や物質への執着を軽々と飛び越え、新たな関係性を結ぶことを提案する。
「今回のリコーとのコラボレーションでは、新しい技術であるStareReapがどういう物なのか、その特性と自分の制作の接点はどこなのかということを探りながら実験を繰り返してきました。StareReapは古くから存在するレリーフという技法が扱っていた、空間や状況を押し込めるような感覚と逆のベクトルをもっているともいえますが、ある意味で新しいレリーフ技法なのではないか? 存在しない次元を、既存のイメージや物質、身体感覚へ組み替えることで、盛り上がったり凹んだり、リアルだったりフィクションだったりしながら作り出そうとする試みになっていると思います(金氏徹平、「展覧会ステイトメント」より抜粋。全文はRICOH ART GALLERYのウェブサイトに掲載)」。