EXHIBITIONS

Non-syntax Experimental Image Festival in Kyoto

ノンシンタックス実験映像祭 京都特別展

2021.08.28 - 10.03

メインビジュアル Design:Ou Jing-Yun

©︎ GAS AS INTERFACE CO.,LTD.

Alizava ©︎ Andrius Zemaitis

Chapter 2: A Wet Bio Coder ©︎ Hsin-Yu Chen

Asagaya-Gunkanjima Transport Project ©︎ YANG Qin-Hua

 CALM & PUNK GALLERY(東京)で行われた「ノンシンタックス実験映像祭」の京都特別展がBnA Alter Museumで開催される。

 本映像祭は、映像のオルタナティブな可能性に焦点を当て、多様性のある発展を目指すものとして、キュレーターの金秋雨(Jin QIuyu )と許鈞宜(Hsu Chun Yi)の2名が中心となって企画。オンライン上で世界各地から作品を集め、2021年6月にCALM & PUNK GALLERYにて初開催された。

 これに続く京都特別展では、映像作品の上映と展示のみならず、映像を通して鑑賞者と作家が同じ空間に身を置くこと、鑑賞の場に対するイマジネーションと創造をコンセプトに構成。109の国と地域から2517件の応募から選ばれた66作家・68作品を、「他所の風景」「ドキュメントとしての身体」「動的思考」「アーカイブ、イメージ、エフェメラ」「バーチャルに向けて」の5つのユニットに分けて紹介・上映する。

 本展キュレーターの2人は、「ヴィデオ、実験映画、アニメーション、パフォーマンスアート、音声芸術などといった、様々なジャンルの映像作品の可能性をひとつの空間でかたちにします。また、新たなコンテクストへの手がかりとなる映像作品を発表することで、それらを鏡として鑑賞者が自己と向き合い、メディアの境界を見つめる映像祭になればと思います」とコメントしている。

 なお今回の京都特別展では、25周年を迎えるデザイン/アートブック『GASBOOK』のポップ・アップを同時開催。また宿泊者特典として、会期中にのみアートルームで楽しめるウェブサイトを限定公開する。