EXHIBITIONS
村山伸「SOFT SCULPTURES」
CAGE GALLERYでは、村山伸の日本初個展「SOFT SCULPTURES」を開催する。会期は9月20日まで。
村山は1977年新潟県生まれ、ニューヨーク在住のマスクメイカー/ソフトスカルプター。文化服装学院卒業後、2008年に渡米し、同年よりマスクシリーズを発表。マスクシリーズを中心にアートワークの制作と並行して、これまでKendrick Lamar、小沢健二、Hyukohらミュージシャンへのマスク提供や、1017 ALYX 9SMやTAKAHIROMIYASHITATheSoloist.などファッションブランドとのコラボレーションも多い。服飾の背景と技術が交わる村山のマスクは、ソフトスカルプチャーという言葉を与えることで、ファッションと美術、身につけることと鑑賞すること、見ることと見られることを行き来する。
本展は新作を含む2点のマスク作品で構成。いずれのマスクもスケートボードを躯体に、衣服や副資材、サドル、硬貨などを手縫いで紡ぎつくられた世界に1ピースしかないソフトスカルプチャーだ。
まるでパブリック・アートのように、ウィンドウ・ギャラリーから街や通りゆく人々を見つめるマスクの「顔」たち。作家の身の回りにあるものから生み出されたこれらの「顔」は、実際マスクとしての機能は持たず、ひたすら鑑賞者と向き合い続ける他者として目の前に存在する。
村山は1977年新潟県生まれ、ニューヨーク在住のマスクメイカー/ソフトスカルプター。文化服装学院卒業後、2008年に渡米し、同年よりマスクシリーズを発表。マスクシリーズを中心にアートワークの制作と並行して、これまでKendrick Lamar、小沢健二、Hyukohらミュージシャンへのマスク提供や、1017 ALYX 9SMやTAKAHIROMIYASHITATheSoloist.などファッションブランドとのコラボレーションも多い。服飾の背景と技術が交わる村山のマスクは、ソフトスカルプチャーという言葉を与えることで、ファッションと美術、身につけることと鑑賞すること、見ることと見られることを行き来する。
本展は新作を含む2点のマスク作品で構成。いずれのマスクもスケートボードを躯体に、衣服や副資材、サドル、硬貨などを手縫いで紡ぎつくられた世界に1ピースしかないソフトスカルプチャーだ。
まるでパブリック・アートのように、ウィンドウ・ギャラリーから街や通りゆく人々を見つめるマスクの「顔」たち。作家の身の回りにあるものから生み出されたこれらの「顔」は、実際マスクとしての機能は持たず、ひたすら鑑賞者と向き合い続ける他者として目の前に存在する。